私のはじめてのアルバイトはパン屋さんでした
当時高校生で大学の合格発表の後、冬休みに近所のパン屋さんでアルバイト募集していて、働くことになりました
自転車で通勤できる、小さな町のパン屋さんでした
クリスマスシーズンだったので、ケーキの予約を受け付けたり
ラスク作りのお手伝いをしたり(あまり覚えてませんが)
スポンジケーキを切って間に生クリームとフルーツを入れて、回転台に乗せて生クリームを塗ったりとかしてました
ちょっとでも飾りつけがずれたり、倒してしまうと形が崩れて売り物にならないので、気を使いますがまだ高校生だったので、お店の方もそんなに厳しくなくアットホームな感じで許してもらってました(今考えると申し訳ない)
パン屋さんはスーパーと違って、1個ずつ商品の値段を覚えないといけないのですが、その点は若かったせいかすぐに覚えられたような気がします
その後も違うパン屋さんでアルバイトをしましたが、そちらの方がお客様の人数が多かったように思います
パンの中身は何のクリームが入ってるの?
とか
このパンはいつまでもつの?
とか質問されると答えられなくて、最初はドキドキしてました
こちらのお店でもサンドイッツを作ったり(途中から外注に変わった)、ドーナツを揚げたりしてました
やっぱり作る人によって味が違うみたいで、普段から作ってる人の方がおいしい、と言われてました
(私は数回しか作ったことなかったので、プレッシャー感じてました)
レジ打ちの間に食パンをスライスしたり
やる事が結構多くて忙しかったです
アルバイトは同じ年代の子達ばかりだったので、それなりに話が合って楽しかった
オーブンでパンを焼く係の子も高校生の女の子でしたが、その子は腕に焼けどの跡がけっこうあって、見てて痛々しかったです
パンの香りもお客さんとしてなら良い香りに感じるけど、働いてるとそれが嫌になってきたり、ドーナッツばかり揚げてると段々気分が悪くなってきたこともありました
香りって頻繁にかいでると、ほんと精神的にやられるんですよね
そんな事も学んだ若い時の貴重な経験でした